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施工事例
木造施設建築
事務所
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ポラスグループ 建築技術訓練校(事務所棟・実習棟)
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事務所棟・実習棟
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白い外壁にブラウンの格子が際立つ事務所棟
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目を引くようなモダンなデザイン
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壁や仕切りをつくらない大空間を実現
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デザインと設計力を兼ね揃えた空間に
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梁を表し落ち着いた空間に
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木造ならではの木のぬくもりが感じられる打合せスペース
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大きな窓から光りが差し込み開放的な事務所内
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detail
- 所在地
- 埼玉県越谷市
- 用 途
- 事務所
- 構 造
- 木造軸組工法
- 規 模
- 3階建て
- 竣工日
- 2016/03/19
- 敷地面積
- 3155.78㎡
- 延床面積
- 事務所棟:846.90㎡ 実習棟:549.56㎡
- 施 工
- ポラテック㈱
- 設 計
- ポラテック㈱
「ポラス建築技術訓練校」は、国土交通省の平成27年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)に採択されました。
ポラスグループでは、一般住宅で使われている部材を複数本集束させることで、大断面の部材を用意せずとも同径の部材を構成できる「合せ柱・合せ梁・重ね梁」を新たに開発し、訓練校の構造体に採用しています。 新たに建築された訓練校は、近年の建設作業就業者の減少及びその高齢化を鑑み、建築大工、多能工職人の育成の場として活用するとともに、木造非住宅建築物や新工法の普及促進を図っていくための「実例モデル」となっています。

重ね梁の設置
住宅向けに一般に流通している断面・長さの集成材を、住宅向けのプレカット加工機で加工し、縦方向に重ねて集束することで、小さな部材でも大スパンを可能にした部材です。 最長で16mのスパン(加工機の対応長さによる)を可能としています。
住宅用集成材に用いる幅の羅美奈を使用して構成された集成材を、横に並べてボルトにより集束させています。ボルトを隙間なく締め付けることで、部材の間の温度上昇を抑え炭化を防ぎます。これにより、各部材を接着しなくても、一つの断面と同様に燃えて炭化することを可能とし、木材を意匠的にデザインした建物でも燃え残り断面により設計を可能としています。

合せ梁の設置

合せ柱の設置
住宅向けの一般流通集成材を、ビス(約10φ)により集束し、大断面とほぼ同等の部材として設計することを可能にしました。